ジブリヨットの飲み比べ(2019&2021)
営業の嶺です。
先日、2019&2021 ジュブレ・シャンベルタン/ジブリヨットの飲み比べをしてみました。
どちらのヴィンテージも素晴らしいワインでしたのでご紹介を!(^^)!
「ラ・ジブリヨットとは?」
ジュヴレ・シャンベルタン最高峰と言われるトップ生産者クロード・デュガのネゴシアン部門で、
2002年にデュガ家の長女レティシアと長男のベルトランが立ち上げたワイナリーです。
ドメーヌのワインが少量生産で入手しにくいため、リーズナブルな価格で気軽に良い品質のワインを
楽しんで貰いたいという狙いのもとにスタートしました。ジブリヨットのエチケットには、
ドメーヌの母屋を背景に「ライヨット」という頭巾を被った女性の姿が描かれています。
ジブリヨットの「ジブリ」は、ジュヴレ・シャンベルタン出身の人間のことを
Gibriaçois(ジブリアソワ)と呼んでいたことに由来し、「ヨット」は、このライヨットに由来を持ちます。
2019 Gevrey-Chambertin / La Gibryotte
2019年は温暖化で成熟した葡萄の年。
硬質でしっかりと引き締まったボディと鮮やかで
くっきりとした輪郭を持つ大胆でストレートな味わいでした。
開けたてから楽しめる日本人好みな
ジュブレ・シャンベルタンだと思います。
2021 Gevrey-Chambertin / La Gibryotte
2021年はフランス全土を覆った寒波により、
生産者にとってチャレンジの年となりました。
霜の影響を受けた厳しい年。
酸もしっかりあり、2019年ほどのしっかりとしたボディとは違い
2021年は非常に一言で表すと「可憐」でした。
ピノ・ノワールらしいエレガントさもあり、
また少し期間を置いてから試すのも
このヴィンテージの魅力になると感じました。
中々できる機会の少ないブルゴーニュの試飲。
温暖化やその年の気候によっても味わいが変わるのもワインの魅力です。
皆様もぜひワインを飲まれるときはその年の気候をチェックしながら試してみるのも
素敵な時間になると思います。
ぜひ!