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営業コラム~Fontodi特集④~

皆さま、こんにちは!エスプレッソマシンを買い替えて、気分の高揚を抑えきれないイタリア大好き営業の坪田です。

お手頃価格で手に入れたデロンギさんのエントリーモデルでエスプレッソとカプチーノを淹れ続けて13年。まだ淹れられるのですが、ボディの経年劣化が進んでしまい、愛着が湧いて寂しい気持ちがありつつも、今までの感謝を述べてお別れしました。

そして新しく我が家にやってきたのは、ちょっと奮発をした同じデロンギさんでワンランク上のモデル。技術の進歩もありますが、圧力が素晴らしく、イタリアンバールで飲むような濃厚なクレーマ(茶色の層)が作れて、思わず感動してしまいました。これから毎朝が楽しみです!

エスプレッソマシンに限らず良い商品に出会えると本当に嬉しいですよね。

そしてCaffeと同じくらいイタリア人に欠かせないものはワインですが、弊社でお薦めするワンランク上のイタリアワインはこちら!

さて、そんなアレッツォ西方に広がるChianti地区の生産者Fontodiの7アイテムのティスティングレポート。

・2017 Chianti Classico

・2018 Chianti Classico

・2017 Chianti Classico Filetta di Lamole

・2017 Pinot Nero Case Via

・2017 Syrah Case Via

・2017 Chianti Classico Gran Selezione Vigna del Sorbo

・2017 Flaccianello della Pieve

2017 Syrah Case Via

今日は2017 Syrah Case Viaを詳しくご紹介致します!

イタリアでも国際品種カベルネ・ソーヴィニョン種、メルロー種が流行ってくる中、Fontodiは敢えてシラー種に挑戦し、1995年にはイタリアのワイン雑誌「ガンべロ・ロッソ」で最高評価のトレ・ビッキエーリを取得し、現地でその品質が認められました。

さて抜栓初日のテイスティング。

・・・油断していました。普通のシラーで味わえる刺激のあるスパイシーさを予想して香りを取りましたが、それを全く外すほどの果実香。前回のピノ・ネーロ種は西向きの冷涼な畑で栽培されていたのに対し、このシラー種は暖かい南向きの畑で栽培されていることにも起因しているのかもしれません。

Chiantiの名手が作るSyrahはこんな楽しみがあるのですね・・・初めからワクワクが止まりません。

味わいは、心地よい豊かな酸があってスッと抜けていき、口の上側にタンニンの刺激が大きく広がり、余韻も楽しめます。

2日目は、果実香が落ち着いてきてシラーらしい香りが顔を出してきましたが、初日と2日目で違った香りを楽しめるのは嬉しいポイント。

Fontodiらしい、果実味・渋味・酸味のバランスが取れた満足の一品です。

ワンランク上のワインを飲んで、幸せな時間を楽しんでみてはいかがでしょうか。

次回は2017 Chianti Classico Gran Selezione Vigna del Sorboについてお届けします。

それでは、Ciao, a presto!

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