ドメーヌ・イノソンティのサン・ヴェランは、フローラルなアロマとしなやかでフレッシュな味わいを特徴とするワインです。生産者は、コストパフォーマンスの高い上質なワインを生み出すことで知られるマコネ地区の協同組合、ヴィニュロン・デ・テール・スクレット。1928年に設立された同組合は、長年に渡り環境に負荷をかけない持続可能な取り組みを行ってきた実績が認められ、「持続可能な発展を推進するワイン生産者」の認証を受けています。

サン・ヴェランに使用されるシャルドネは、イタリア系移民の子孫ジェローム・イノソンティが2011年に継承したドメーヌの11.5haの畑のうち約5haの厳選された区画で栽培されています。生態系のバランスを維持するため、サステナブル農法を実践し、年に数回畑を軽く耕して土壌に空気を入れ、厳しい収量制限を行っています。収穫はブドウがよく熟すまで待ち、出来るだけ遅めの収穫を行います。ワイン造りは、天然酵母で長い時間をかけて自然発酵させ、SO2（酸化防止剤）の使用も必要最小限に抑えています。