Wine取り扱いワイン・生産者紹介

HOME 取り扱いワイン・生産者一覧 フランス ブルゴーニュ ドメーヌ・ド・ユベール・リニエ

ドメーヌ・ド・ユベール・リニエ

力強さの中に繊細で優美なエレガンスが広がる

ユベール・リニエの歴史は1880年にジャック・リニエがブドウ栽培を開始したことから始まります。1970年代にユベール・リニエがブドウ栽培農家からドメーヌへと事業を拡大し、瞬く間に入手困難なブランドとしての地位を確立しました。1990年代に末息子のロマンがドメーヌのワイン造りを受け継ぎました。肉厚で凝縮感のある力強いスタイルを持つユベールのワインに、エレガンスとバランスの良さを付け加えたロマンのワインは大成功を収め、従来のスタイルを支持していたアメリカ市場だけでなく、世界中から新たなファンを獲得しました。

2004年にロマンが他界してからは、ロマンの兄ローランが当主となり、ロマン亡き後もバランス重視の姿勢を堅持しています。現在、モレ・サン・ドニとジュヴレ・シャンベルタンを中心におよそ9ヘクタールの自社畑を所有。ブドウ栽培は、科学肥料を一切使わない有機農法を25年以上継続(2019年に公式認定取得)。自然を敬い、地中の微生物の自然な発達を促すことこそが、ブドウがバランス良く生長してゆくための鍵であるとローランとユベールは信じています。ワイン造りは、自然に任せた伝統的手法を守っています。良いワインを造るには、品質の高いブドウを使用することが必要不可欠であるという信念のもと、ワイナリーに届いたブドウは、発酵槽に移す前に手作業で厳しく選別します。レジョナルクリュからグランクリュに至るまで、それぞれのテロワールやアペラシオンの個性を同じように尊重し、テロワールをピュアに表現したワイン造りを目指しています。

新樽率は必要最小限に抑え、シュールリー熟成の期間は、20~22ヶ月間と比較的長めにとっています。ワインは、マロラクティック発酵後、澱引きは行わず、重力の力だけを利用して無清澄で瓶詰めすることにより、フレッシュでエレガントなスタイルを保持した熟成ポテンシャルの高いワインに仕上げています。

戻る