Wine取り扱いワイン・生産者紹介

ドメーヌ・アラン・シャヴィ | Domaine Alain Chavy

熟れた果実味をシャープな酸が引き締める長期熟成型のピュリニィ

シャヴィ家は、200年以上も昔からピュリニィ・モンラッシェ村に定住し、上質でエレガントなブルゴーニュワインを一貫して生み出すことで名声を馳せてきました。アランと兄のジャン・ルイ・シャヴィは、父ジェラール・シャヴィが1994年に引退するまで共に父親のドメーヌでワイン作りを手伝い、その後も一緒にワイン作りを続けてきましたが、2003年にそれぞれ独立することを決めました。

アランは6.5ヘクタールの自社畑を相続し、家を移る際に、この地域ではあまり目にすることのない近代的な地下セラーを設置しました。ドメーヌ・アラン・シャヴィの設立以来、ワインの品質は年々向上の一途を辿っています。

アラン・シャヴィのワインは、円熟した(しかし決して過熟し過ぎてはいない)果実味をシャープな酸がバランスよく引き締めるピュリニィ・モンラッシェならではの抑制の効いたスタイルを備えた長期熟成型のワインです。ブドウは全て手摘みで収穫し、圧搾した後、室温25℃以下の環境で樽発酵させます。ワインに更なる深みと濃厚さを与えるため、アランはワインを100%樽発酵させています。使用する樽の20%は、容量400Lで、このサイズの樽を使用することにより、オーキーな風味が出過ぎないように抑制しつつ、リッチで複雑味のある味わいを保持しています。

バトナージュの回数は少なく、マロラクティック発酵は、地下セラーの温度が比較的寒冷なためか、通常遅く始まります。ワインは9月まで澱引きせず、収穫からおよそ16ヶ月後の1月まで待ってから瓶詰されます。ドメーヌのトップ・キュヴェは、特級畑シュヴァリエ・モンラッシェの他、ピュリニィ・モンラッシェの一級畑レ・ピュセル(バタール・モンラッシェに隣接)、レ・フォラティエール、レ・クラヴォワイヨンです。

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