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シャトー・ラリヴォー | Château Larrivaux

女当主が代々受け継ぐ女性的でエレガントなラリヴォー

ボルドーのシャトーワインの魅力は、何世紀にもわたり卓越したテロワールから上質なワインを生産していることだけでなく、個々のシャトーの持つ歴史もその魅力の1つです。現在でも世界中の多くのワイン愛好家に愛飲されている理由は、ラリヴォーのように4世紀以上もその個性を守り続けていることにあります。

シャトー・ラリヴォーは、1580年代よりシャトーを所有する一族の女性たちが代々当主を務めてきました。現在は、子孫のベランジェール・テスロンが女当主となり、昔ながらの伝統の味わいを守り抜いています。

シャトーは、オー・メドックとサン・テステフの境界線に程近いシサック・メドックのコミューンにあり、ラフォン・ロシェに隣接する自社畑は、シャトーをとり囲む3区画の畑から成り、2区画は粘土質の下層土を持つ砂利質土壌で、残り1区画は粘土・石灰岩質の土壌を持ちます。

雨の多い時期に地中にしっかりと水分を蓄えておくことが出来るため、干ばつや水不足に強いという特性を持ちます。シャトーの植樹比率の6割を占めるメルロにとっては、特に理想的な土壌です。

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