ボデガス・ヴェンタ・モラレスは、ラ・マンチャの極東部に位置し、同地域で最良のテロワールを誇ります。醸造家ラファエル・カニサレスがこのワイナリーを購入しようと決めた理由は、その土壌にあります。ヴェンタ・モラレスの土壌は地層が厚く、上層部は純度の高い白色石灰質が多く混合した砂土と赤粘土から成り、下層部は砂土と白亜質の土壌から成ります。気候は、夏は乾燥し冬は穏やかな天候に恵まれた地中海性気候で、葡萄は海抜660メートルの高地に1980年に植樹され、収穫量は1ヘクタールあたり5トンです。

ヴェンタ・モラレス・オーガニックは、有機栽培認定を受けた畑から採れたテンプラニーリョを100％使用。カニサレスは、この地域の自然環境により育まれるテンプラニーリョの特性を最大限に表現する事を目指しています。厳しい選定基準の下、最良のテンプラニーリョのみが手摘みで収穫され、伝統的な醸造方法を用いてステンレスタンクで発酵させることにより、有機栽培のテンプラニーリョの自然な味わいを引き出しています。