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シャトー レ トロワ クロワ 来日コラム

二度目まして!営業の倉戸です!

先日、関東の梅雨入りは平年並みとのニュースを見ましたが、

まだ最近の暑さに体が慣れておらず、熱がこもっていると感じるこの頃です。

じめっとした気候を吹き飛ばす!そんな時にはミレジムのワインがぴったりですよね。

 

先日シャトー レ トロワ クロワの現当主であるベルトラン レオンが来日しましたので、

共に試飲した以下、2アイテムをご紹介させていただきます!

 

2024 レ トロワ クロワ ロゼ / 2019 シャトー レ トロワ クロワ ルージュ

 

シャトーレトロワクロワは、ボルドー右岸フロンサックの生産者で、

シャトームートンロートシルトやオーパスワンなどを手掛けた

ベルトランのお父様であるパトリックレオンが家族と共に始めたワイナリーです。

「3本の十字架」を意味するこの名前は、フロンサック、セイヤン、サンテニヤン村にある

3つの教会の塔に由来しています。

 

🍷 2024 レ トロワ クロワ ロゼ

 

セパージュ:メルロ100%

醸造:直接圧搾法

ステンレスタンクで発酵、バトナージュしながらシュールリー熟成、軽く濾過して瓶詰しています。

 

元々は家族の結婚式のために造ったもののため、輸出国も限られる少量生産のワインです!

リリースして1年後が飲み時とベルトランの言う通り、大変フレッシュでエレガントな味わいです。

石灰質由来のミネラル感とクリーンな酸、長い余韻により1皿目からメインディッシュまで

様々な料理と合わせやすいと思います。

まさにこれからの時期にぴったり!

果実のアロマを感じられるように、あまり冷やしすぎずお召し上がり下さいませ。

 

🍷 2019 シャトー レ トロワ クロワ ルージュ

 

セパージュ:メルロ84%、カベルネフラン16%

醸造:木樽、ステンレス、コンクリートタンクで長時間マセラシオン後、12~15ヶ月樽熟成しています。

 

メルローとカベルネフランの割合はヴィンテージによって変わるのですが、

2019はカベルネフランの出来が良く、2018より少し割合を増やしたそうです。

黒系果実のアロマとスパイスやハーブのニュアンスに、まろやかなタンニンが感じられます。

果実のフレッシュ感と奥深さのバランスが心地よく、こちらもまさに今飲み頃です。

(もちろん5年、10年熟成できるポテンシャルもあります)

 

牛肉などの赤身肉や脂の乗ったお魚と一緒に楽しみたいですね。

上代5,000円で一流醸造家の洗練されたボルドーワインが楽しめるのはかなりお手頃です!

 

 

今回ワインの飲み頃や味わいなど質問する中で一番印象に残ったのは、

味わいの感じ方は人によって、またシチュエーションによって変わるので

一番いい状態は友人と共にワインを楽しむ時だ、というベルトランの言葉です。

 

職業柄、テイスティングしている時は真剣な表情になりがちですが

気心の知れた仲間と楽しく味わうのが一番ですよね。

そんな時にミレジムのワインをお選びいただければ幸せに思います。

 

それではまた次回をお楽しみに!

 

 

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