営業の松本です。そろそろ秋が近いかと思いきや、まだまだ暑い日が続きますね。
そんな時期にもピッタリの1本をテイスティングしましたのでご紹介します♪
白ワインの名産地、スペイン北西部ガリシア州のリアスバイシャス。
私、遠い昔に習ったリアス(式)海岸の語源だったという事を、恥ずかしながら最近知りました…。
そして、リアスバイシャスと言えば「アルバリーニョ」。スペインで最も注目されている土着品種の1つです。
~ パソス・デ・ルスコについて ~
ポルトガル国境から内陸部へ2キロ程行ったコンダード・デ・テアに位置し、
リアス・バイシャスで最も高く評価されているワイナリーの 1 つです。
冬は寒く夏は涼しい海洋性気候に属し、多雨多湿のこの土地に伝統的なペルゴラ方式(棚栽培)で
アルバリーニョを栽培しています。オーナーのホセ・アントニオ・ロペスは、
20 年以上にわたってアルバニーリョの発展に大きく貢献した人物で、
ただ熟成が効くというだけではなく、熟成を重ねるにつれてアルバリーニョが持つ
品種の持ち味とストラクチャーがその本領を発揮してゆく上質な白ワインを造る
という自身の理想を実現するため、1996 年にパソス・デ・ルスコが設立されました。
ブドウは手摘みし、傷つけないように小さなボックスで運ばれ、選果され、
温度調節機能付きのタンクで発酵され、オリと共に寝かせる。さわやかでありながら、
熟した果実が詰まり、イチジクや柑橘系のアロマが華やかな白ワインとなる。
これが和食を引き立てる日本人好みの味わいで世界中で人気が出ている理由と言えると思います。
~ LUSUCO 2021 Tasting~

■ ルスコ 2021年
海のワインとも呼ばれる理由が、飲んだ瞬間の爽快さと塩味・ミネラル感でわかった気がします。
いきいきとした酸、複雑で芳醇な香り。華やかかつ熟した果実味が凝縮。
何故人気があるのか納得ですね。
桃やレモンなどの果実味も感じると同時に、
塩気のあるアーモンドバターのようなテイストも若干感じられます。
和食を引き立ててくれますし、何と言っても魚介類とあうこと間違いなし。
一度お試しいただく価値ありの1本をご紹介しました。