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営業コラム~ベルナールモローと新人営業~

いつもコラムをご覧頂きありがとうございます。野球観戦が大好きな営業の芹澤です。
プロ野球もようやく開幕から一月余り経ち、若干二十歳で完全試合を成し遂げたロッテの佐々木選手や2年めで4番を任された横浜の牧選手の活躍等、若手の話題に事欠かないシーズンを迎えています。

二十歳の佐々木選手の若さもさることながら完全試合を成し遂げた試合のキャッチャーを今年高卒一年目の18歳の松川選手が務めた事も大きな話題になりました。

2人合わせてなんと38歳のバッテリーですよ。しかも昨年の覇者相手に。
自分自身の年齢を振り返ったのは私だけでは無いと思います。

新人の活躍はどんな時でも応援したくなりますよね。

新人といえばミレジムにもこの春から新人営業が3名入社しました。近いうちにこちらのコラムに投稿する日がくると思いますのでその時は是非温かい目で見て下さい。

さて、先日その新人3名に研修項目の抜栓方法をレクチャーする機会があり、通常の金属製のホイルのものと、どうせならと同時に蝋封キャップの期待のベルナール・モローの2019年も開ける事になりました。

蝋封キャップの蝋も色々なタイプのものがあり、完全に硬化して石膏状になっているものやベタつく程柔らかく粘りながらナイフ部分とボトル口を汚すタイプ等、様々で人によっては嫌う方もいますが、ベルナールモローはどちらのタイプでも無く、シリコン状で切りやすく殆ど切りカスも出さない扱いやすいタイプです。

私の感覚では消しゴムをカッターで切る位?の容易さです。適切な道具と手順、そして優しい指導担当wがいれば初めての新人でもこの通りです。

切り口はこんな感じです

硬化している場合はダイレクトにスクリューをねじ込む開け方もありますが、これだけ綺麗に切り離せるならきちんと開けた方が良いでしょう。

因みにベルナールモローは以前は全て金属製のホイルでしたが数年前からプルミエ以上が蝋封になり最近になってアリゴテを含む全てのボトルが蝋封キャップになりました。

醸造はバトナージュをおこなわず天然酵母を用いて3-5ヶ月間掛けてじっくりと発酵させワインにしっかりとした骨格を形成させる手法をとります。

熟成はすべてライトからミディアムにローストした木樽を使用し、レジョナルは古樽のみ、ヴィラージュで新樽25%、プルミエでも30〜50%としておりこのバランス感覚が毎年うならせる程絶妙で酒齢が若くても堅すぎる事はなく育ちの良さを凛とした佇まいとして感じさせます。

2019 Bernard Moreau ティスティング

□アリゴテ
シトラスのフレッシュな香りと張りのある酸。食欲を刺激する持続性の高いミネラル。

□ブルゴーニュブラン
白桃の風味、重厚さと凝縮感のあるシャルドネ。流石のシャサーニュ100%の贅沢さ

□シャサーニュ・モンラッシェ 白
一口めから格の違いを見せつける高い次元でのバランス感覚。ナッツの風味と、より凝縮度を増しいつ飲み込んだか忘れる程の長い余韻。

■シャサーニュ・モンラッシェ 赤
バラやスミレの香り、ふっくらとして柔軟で外交的な親しみやすい(価格的にも)お勧めの赤。注目に値する銘柄。

 

フレンチのみならず最近では和食屋さんや中華でも使って頂く事の多くなった上記4種ですが個人的なお勧めは、やはりシャサーニュの白赤です。

お客様からも良い事しか言われないベルナール・モローですが唯一の欠点を上げるとすれば人気のためすぐに売り切れてしまう事です。

今回の4銘柄は辛うじてご案内できますのでご興味のある方は是非、大型連休前にお求め頂きますようご案内致します。

それでは皆さん良い連休をお過ごしください。

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