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営業コラム~おすすめの山カベ~

2021年も残すところあと僅かとなりましたね。
最近、荒川の魚釣りにはまっている営業の中島です。

本日でミレジム年内最終営業日となりました。そしてこれが今年最後のコラムとなります。みなさま、今年もありがとうございました。

今年はまさかの酒類提供禁止で酒販業界、飲食業界にとって大変な年になってしまいましたが・・・
「冬はかならず春となる」、来年は明るいニュースがたくさん聞けるよう切に願います。

さて、今回はカリフォルニアのマウント・ヴィーダーAVAから、ジャクソン・ファミリーが単独所有するマウント・ブレイヴのご紹介です。マウント・ヴィーダーAVAはナパ・ヴァレーのサブリージョンとしては唯一の山岳地帯で、ブドウの育成期がもっとも長い産地として知られています。

このエリアは年によってブドウの育成期が11月頃まで続く事もあるとか・・・
同じ北半球のボジョレー・ヌーヴォーが11月の第3木曜に世界中で飲まれていると考えると、驚異的な育成期間です。
このハングタイム(ブドウの実が木になっている期間)の長さが、ブドウに理想的な熟度と果実由来の複雑味を最大限に引き出しています。

ワイナリーの醸造責任者は、過去幾度もパーカー100点を獲得している山カベ(ナパ山岳地帯のカベルネ)のスペシャリスト、クリス・カーペンター氏。
品種別に複数アイテムをリリースしているマウント・ヴレイブの中から、今回は彼の代名詞と言える「マウント・ブレイヴ・カベルネ・ソーヴィニヨン」をレポートしていきます。

2016 Mount Brave Caernet Sauvignion

ワイナリーの醸造責任者は、過去幾度もパーカー100点を獲得している山カベ(ナパ山岳地帯のカベルネ)のスペシャリスト、クリス・カーペンター氏。品種別に複数アイテムをリリースしているマウント・ヴレイブの中から、今回は彼の代名詞と言える「マウント・ブレイヴ・カベルネ・ソーヴィニヨン」をレポートしていきます。

イメージ通りの力強さと、それだけじゃないエレガンス
カベルネ・ソーヴィニヨン86%
カベルネ・フラン6%
メルロ4%
マルベック2%
プティ・ヴェルド2%

カベルネ主体のボルドー・ブレンドで新樽比率も高めです。ベリー系の香りのほか、ダークチョコレートやフローラルな香りも色々感じられます。

ジューシーでパワフルな果実味とともに、なめらかでシルキーなタンニン。ボルドーのような土や鉱物のニュアンスは感じられず、どこまでも陽気な果実味と力強さが印象的です。
しかし、ニューワールドにありがちなパワー一辺倒でゴリゴリ押してくる感じではなく、余韻にすっと鼻を抜けるオリエンタル・スパイスのようなフィニッシュが気品高く、高貴な印象を与えてくれます。

残念ながら、2016年はすでに完売してしまい、2017年ビンテージも割当ての都合で取り扱いがどうなるか不透明のようです。
「手に入らない」と聞くと欲しくなるタイプの私は、パーカー・ポイントの評価も含めて今後どのようにワイナリーが成長していくのか目が離せません。
次回ビンテージをご案内できる事がありましたら、ぜひお試し頂きたい1本です。

残念ながら、2016年はすでに完売してしまい、2017年ビンテージも割当ての都合で取り扱いがどうなるか不透明のようです。
「手に入らない」と聞くと欲しくなるタイプの私は、パーカー・ポイントの評価も含めて今後どのようにワイナリーが成長していくのか目が離せません。
次回ビンテージをご案内できる事がありましたら、ぜひお試し頂きたい1本です。

ちょっと素敵なキャップシール

最後になりましたが、徳島県でワインバーを営むお客様からこんな写真を頂きました。
珍しいので縁起物(?)という事で^^

ブルーノ・パイヤールのキャップシールがなんと3重に・・・

今年も一年大変お世話になりました。
新年が皆様にとって素晴らしい年になりますように!
良いお年をお迎えください。

中島太郎

新年は1月5日より営業しております。

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