好きな品種はピノノワール!ミレジム菅谷です。
気がついたらグラスに入っているのは綺麗なルビー色の液体です。
さてさて先日お客様ところで飲んだヤルデンのピノノワールが素晴らしかったのでご紹介させてください。
そもそもヤルデンを知らない方もいらっしゃるかと思いますが、ミレジムが取り扱っている中でも1,2を争う販売本数を誇るイスラエルのゴランハイツワイナリーの看板商品です。
標高差最大800メートルの畑では様々な国際品種を作っており、それを単一品種のワインとして作ったシリーズがヤルデンで価格も3000-5000円で使いやすいワインが多くあります。
その中でもピノノワールは2013年のソムリエコンクール決勝のブラインドテイスティングで使用され一躍有名になりました。
それもあり今では基本的に品切れ。入荷したら即完売という状況です。
テイスティングはしたことがありましたがゆっくり飲んだことはなかったので今回試してみました。
2018 Yarden Pinot Noir
2018年のヴィンテージでしたがその年は温暖な気候で葡萄の生育もよく通常より早めの収穫となった年のようです。
非常にバランスがとれた均整なイメージで、口に含むと若さを感じさせないシルキーな舌触りが印象的、紅茶やスミレといった香りを楽しみつつ八角とシナモンをあわせたような独特なスパイス感が食欲をそそります。
アフターは中程度ですが口内の存在感が心地よくブルゴーニュのピノと比べるとパワフルな印象です。
時間が経つにつれ粘性やうまみはぐんぐん上がっていき将来のポテンシャルにも期待ができます。
このときは牛100パーセントのハンバーガーとあわせて楽しみましたがほんとに美味しくいただけました。
ハンバーガーの脂がワインによって綺麗に流れていき旨みだけが綺麗に残る感覚は思い出してもとろけそうです。
他にもスパイスの香りで強い魚やアナゴ、うなぎなんかとも相性がよさそうです。
やはりワインはお店で飲むのが一番だと思います。是非皆様好きなお店で美味しいワインを楽しんでください!!