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営業コラム~カリオストロの城のアレとキャンティ~

皆さんこんにちは いつもワインコラムをご覧頂きありがとうございます。プロ野球観戦が大好きな芹澤です。過ごしやすい季節になりましたが宣言下で無観客試合が決まり、昨年同様にテレビの前が定位置になりました。

いつ見ても食べたくなるアレ

さて先日、自宅で夕食後に録画しておいたルパン3世の『カリオストロの城』を大人しく家族で観ていた時の事です。

初上映が1979年のご存知の通り日本アニメの名作であります。40年以上前の作品ですが毎回放送される度に高視聴率を獲得する世代を超えた人気作品です。

劇中に名場面や名セリフが沢山ありますが、よく話題にも上がる食事シーンの中で序盤にルパンと次元大介が庶民的なオステリア?で大皿から取り合うアレがいつ見ても美味しそうという話になりました。

アレとはそうです、『ミートボール・スパゲッティ』です。

週末に台所を預かる身としては作ってみたいよりも食べてみたいが勝り、その時点で翌週末のお昼のメニューが決定しました。

調べてみますと作品の舞台であるカリオストロ公国自体は、イタリアのサン・レーオ(San Leo)という街がモデルになっています。制作時はマルケ州でしたが伝統的にロマーニャ地方の料理の影響を強く受けている地域ですので、基本的には現在属しているエミリア=ロマーニャの料理をベースとして間違い無いでしょう。

ミートボール・スパゲティ

ミートボール=ポルペッティーニのレシピは、「仔牛の挽肉、牛乳に浸して古くなったパン、粉に挽いたチーズ、ローズマリー、刻んだパセリ、ニンニクを入れて捏ね、丸く成形したのち、鍋にたっぷりのオリーブ・オイルを入れて揚げる。とありますが今回は牛挽肉で代用します。

お店ごとにレシピが異なるようで鶏肉を混ぜたりするところもあるようです。

ボロネーゼっぽいのかな?と画面を見直すと粒状の肉は見当たらず、シンプルにミートボールだけで食べ応えのある太麺を使っています。大衆的なお店なので食材も手に入りやすいものだろうと勝手に解釈します。彩りでパセリを散らして再現します。 

出来上がりました。

2018 Chianti / Casa Vinicola Fossi

合わせるワインは劇中にもあるように藁巻きではありませんがFOSSIChiantiです。自画自賛ですが100点中の100点の組み合わせです。勿論トマトソースにもワインを加えました。

100年以上の歴史があるフォッシのキアンティは、数々のイタリアンレストランから確固たる評価を得ています。

その高い評価は「フォッシを選 べば間違いない」という信頼の表れでもあります。太陽の日差しをたっぷりと浴びた良質のブドウから造られるフォッシ のキアンティは、若いうちから驚くほど濃厚な色合いを湛え、プラムやスミレの花の芳醇で甘く華やかな香りに、豊か なタンニンと果実味を備えたバランスのよいフレッシュな味わいが特徴です。

ミレジムが設立当初から扱い続けている銘柄であり、抜群の安定感と手頃な価格が魅力で昔から人気のFOSSI Chianti 参考上代は1,900(税別)です。

献立に悩む事なく美味しい食事とワインを楽しむ事ができました。休日の昼飲みは最高です。

是非皆さんも連休中のおうち時間を使って是非試してみてください。

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