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ドメーヌ・ハイツ・ロシャルデ | Domaine Heitz Lochardet

新世代によるブルゴーニュ再興を象徴するシャサーニュの新星

ドメーヌ・ハイツ・ロシャルデの歴史は1857年に遡ります。ワイン商を営んでいたジョルジュ・ロシャルデ一家は、幾年もの歳月を経て総面積20ヘクタールに及ぶ数々の名高い銘醸畑を手に入れ、当主ジョルジュは自らが亡き後にその半分を息子のアルマンに遺しました。アルマンには3人の子供がおり、1983年に娘のブリジットがクリスチャン・ハイツと婚約し、それから数年後にドメーヌ・ハイツ・ロシャルデが設立されました。それ後長らく、ドメーヌで生産されたワインは、ドメーヌの自社畑の管理を任されていたメゾン・ドルーアンに全て売却されていました。

ブリジットとクリスチャンの息子であるアルマン・ハイツは、2011年に醸造学を修めた後にドメーヌの経営権を受け継ぎました。アルマンは、自らのワイン作りの腕前を試すため、最初に家族から譲り受けた2つの小さな区画で試験栽培を行い、そこで成功を収めた後に、シュヴァリエ・モンラッシェの小さな一区画を含む、より重要でステータスの高い自社畑でのワイン作りに着手し、2013年に自らが手掛けたワインを初めて市場にリリースしました。それ以来毎年、ドメーヌの自社畑の経営権を少しずつ取り戻し、2017ヴィンテージには、非常に有力な銘醸畑を含む計8ヘクタールの自社畑をドメーヌの管理下に収めています。

アルマンは、ドメーヌの経営権を手にした当初よりビオディナミ農法の原則を全ての畑で採り入れることを決めていました。白ワインの醸造は、新樽の使用比率を最小限に抑えた伝統的手法を採用し、赤ワインは、ホールバンチ方式で房ごと圧搾。この醸造手法がビオディナミ農法によって栽培されたブドウに最も適しているとアルマンは考えます。アルマン・ハイツは、21世紀初頭より新しい世代の若者たちが担ってきたブルゴーニュ再興を象徴する若く偉大なヴィニュロンの一人と言えるでしょう。

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