マルキ・ド・モンは、シャトー・ラ・トゥール・ド・モンのセカンド・ワインです。マルキ・ド・モンの葡萄が育つ単一区画の畑は、マルゴーのアペラシオンの中でも北部に位置し、ガロンヌ川左岸の最良のメドック・クリュとして卓越したテロワールを誇ります。

シャトーの起源は13世紀に遡ります。1623年にピエール・ド・モンがシャトーを買い上げ、自らの名前を冠したワイナリーを設立。20世紀末までピエール・ド・モンの一族がシャトーの所有権を代々継承してきました。

1990年代から新オーナーの下、空調設備が完備されたセラーや大型の排水設備など醸造所の設備を現代的な最新の設備に一新し、葡萄栽培も環境と生態系バランスに配慮したサステナブルな栽培方法を取り入れるようになりました。全ては、マルゴーの偉大なテロワールを深く尊重し、エレガンスとピュアな味わいを兼ね備えたクラシックなワインを作るためです。

グラン・ヴァンと同じ手間暇をかけ、ブレンド比率もグラン・ヴァンのセパージュ比率に倣ってブレンドされるマルキ・ド・モンは、シャトーでも比較的樹齢の若い葡萄から作られるワインです。