12月に 発表されたLiv-exのPower 100は 、市場のスナップショットより、昨年のセカンダリー・ファイン・ワイン市場を形成してきた傾向を示している。Liv-exの分析によると、過去6年間一貫して高い業績を上げ、その実力を何度も証明している銘柄がいくつか浮き彫りになった。
その筆頭が、コート・ドールのヴォーヌ・ロマネにあるブルゴーニュワインの偉大な生産者の一人、ドメーヌ・ルロワだ。ラルー・ビゼ・ルロワが所有するこのドメーヌは、当初からビオディナミ農法で栽培されている。ルロワは過去6年間、素晴らしい地位を維持しており、そのうちの4年間はパワーリストでトップに立ち、トップ10を下回ったことは一度もない。
実際、2018年以降毎年トップ20入りを維持している2つのブランドのうちの1つで、もう1つはボルドーのシャトー・ムートン・ロートシルトである。全体的な分析によると、ボルドーの23のワインが、ブルゴーニュの13、トスカーナの5、シャンパーニュの4、ローヌの2、カリフォルニア、カスティーリャ・イ・レオン、ピエモンテ、南オーストラリアの各1とともに、流通市場の上位100ワインに常にランクインしている。