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このアプリはワイン生産者を山火事から守ることができるか?

気候変動技術のスタートアップであるAgrologyは、生産者が世界中のどこにいても半径20マイル以内で活発な山火事を監視できるようにする新しい火災マップアプリをリリースしました。

気候変動と地球温暖化により、火災が発生して作物が壊滅し、生計に多大な影響を及ぼし、生命が危険にさらされるリスクが高まる中、世界中のワイン生産者に山火事の懸念が高まっています。

火災周辺の地域では、煙によってブドウが汚染される可能性があるため、ブドウ畑が焼かれるという脅威だけがリスクではありません。

研究者らは最近、山火事の影響を受けたワインの煙による汚染の程度を示す可能性のある新しい化学マーカーを発見しました。

火災発生の脅威は世界の多くの地域で高まっています。 2月にチリのワイン産地であるイタタとビオビオで山火事が発生し、米国カリフォルニア州は継続するリスクに対応して昨年末に新たな火災規制を導入しました。

「今年の雨の多い冬とそれに伴う藪の成長により、西部における2023年の火災シーズンは前例のないものとなる可能性があります。」とAgrology社の共同創設者兼ソフトウェア責任者のケビン・ケリーは述べました。 「私たちは世界中の生産者に備えをしてもらいたいと考えています。 まだAgrologyの顧客でない場合でも、リアルタイムで火災を追跡できるようにするためにこの新機能を開発しました。」

Agrologyとは、リアルタイム分析と予測的洞察によって、農家が気候変動に適応できるようにする予測農業プラットフォームであると自社を説明しています。 Agrologyプラットフォームは、山火事の煙による汚染のリスク、異常気象、土壌状態、害虫や病気の出現、灌漑をカバーする気候および炭素監視システムで構成されています。

今週発表された新しい Fire Map は、世界中の農家が Apple App Store の Agrology iOS アプリを通じて無料でアクセスできるようになりました。

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