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米国ではバルクワインの輸入が優勢

バルクワインの大量輸入は昨年、米国のどのカテゴリーよりも最大の量の増加を記録し、10.2% 増のほぼ 490 万 hl に達し、過去最高を記録しました。

米国でのバルク ワインの輸入は 4 年連続で急増し、2022 年に購入された総量の 34% に相当します。バルクで輸入されたワインも、量の急増ほどではありませんが、価格面で歴史的な高さを記録しました。 5.5% 増の 4 億 2,000 万ドルに相当します。

2021年の価格は特に高かったものの、バルク輸入はその価格を4.2%下げて1リットルあたり86セントに下げた唯一のワインカテゴリーでもあった、とWorld Bulk Wine(WBW)は報告しています。

上位 6つの主要供給国は、2022 年に輸入されたバルク ワインの総量の 95.6% を占めました。カナダとチリは、量の点でバルク ワインの主要な供給者であり続けており、米国が輸入するバルク ワインの 40% 以上がカナダ産で、平均価格は 26 USD/hl 未満です。

オーストラリア、南アフリカ、アルゼンチンを含む南半球地域からの購入も2022年に急増したとWBWは述べているが、ニュージーランドは価値の面で主導権を取り戻しています。

ヨーロッパの供給国は、スパークリングワインとボトル入りワインの販売に重点を置いており、米国が大量に輸入したワインにおいて最小限の役割しか果たせませんでした。

他のワインカテゴリーでは、米国ではスパークリングワインの輸入量が増加しました。 ボトル入りワインの輸入額はわずかに増加しましたが、量的には減少しました。 バッグインボックスのワインは急激に落ち込みました。

逆に、米国から輸出されたバルク ワインの量は、27% 減少して 120 万 hl となり、過去 15 年間で記録された最低を記録しています。 ただし、金額的には下落幅が小さくなりました。

スパークリングワインと、程度は低いがボトル入りワインとバッグインボックスワインも、2021年に比べて売上高が増加したにもかかわらず、量が減少しました。

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