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シャトーダルシュ、ボトリティスの先駆的な研究を使用してボルドーワインを販売

シャトーダルシュは、ボトリティスの香りに関する先駆的な研究に基づいて、最初のドライホワイトボルドーを発売しました。

ソーテルヌでこの種の研究を行った最初のワイナリーは、ボトリティスが成長し始めた正確な瞬間に収穫を開始できるように、ブドウの品質に関する重要な情報を明らかにしました。

シャトーダルシュのテクニカルチームで働いている、テクニカルディレクター、オエノロジスト、元INRAEエンジニアのMatthieu Arroyoは、ブドウ・ワイン科学研究所(ISVV)と緊密に協力して、プロセスの詳細を発見しました。

シャトーダルシュによれば、タイミングが重要です。これが起こるとすぐに、セミヨンとソーヴィニヨンのブドウの香りが増し、ソーテルヌとまったく同じ香りの強さを持つ辛口の白ワインが造られるからです。その後、熟成プロセスの期間、ワインの30%がソーテルヌ樽で時間を過ごし、ワインの独特の芳香特性をさらに高めます。

シャトーダルシュのオペレーションディレクターであるDidier Galhaudは、次のように述べています。「ソーテルヌを造るためのノウハウは、ボトリティスを管理するために開発したこの革新的な技術と組み合わせて、ユニークな新しいドライホワイトボルドーを造ることを可能にしました。 ワインがとても芳香で複雑である理由であり、他の辛口の白ワイン生産地域で造られているワインとは一線を画しています。」

ワインは、砂利80%と粘土石灰岩20%のブレンドである土壌で、平均40年のブドウの木で育てられたセミヨン85%とソーヴィニヨン15%のブドウのブレンドから造られています。

ブドウはボトリティスが起こる寸前に手摘みされ、その後6か月間、細かい澱と熟成されます。半分は温度管理されたタンクで、半分は樽で、そのうちの20%は新樽、30%はソーテルヌ樽でワインの個性と芳香を強化します。

Galhaudは、この最新の進歩を、ソーテルヌが今日のワインを飲む人の好みに合うように進化している証拠であり、シャトーダルシュがその変化の最前線にいることを示していると説明しました。「私の目標は、シャトーダルシュを、現代のワインの世界で人気と親しみやすさの両方を維持し続けてきたこの地域への訪問者にとって、必見の場所にすることです。」

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