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有機栽培では世界に供給することはできないというのは神話

「有機栽培では、世界に供給することはできないというのは神話です。」と、合成肥料と除草剤を避けて、収穫量を3倍にしたナパのワイン生産者は言います。

ロンドンで行われたカリフォルニアワインのプレス・テイスティングで、初めて上映されたビデオの中で、ナパのMatthiasson Winesのオーナー兼ワイン生産者であるSteve Matthiassonは、有機農業に切り替えた後、シャルドネのブドウの木の生産性が向上したと述べました。

それだけでなく、肥料や除草剤を排除し、『根の健康を取り戻す』ことで、得られたワインはより良く、よりバランスが取れていると、カリフォルニアの厳格な表示法と有機的要件に注意を引くために制作されたビデオの中で述べました。

さらに、Matthiassonが10年以上前に行ったシャルドネ計画について、次のように話しました。「肥料と除草剤と灌漑を使用して、30年にわたってやりすぎてダメにしました。」

「畑を引き継いだときに有機栽培に変換し、堆肥と被覆作物だけでこのブドウ園を復活させ、収穫量を3倍にすることができました。」

彼はまた、「私たちはブドウの木を再び生き返らせました。以前よりも低いアルコールで素晴らしいシャルドネを一貫して生産しています。果実もより熟しています。粘土質の土壌を解き放つ必要がありました。」

Matthiassonは、次に赤ワインを見せて、有機農業が過剰な糖分なしで、熟したカベルネソーヴィニヨンを造るためのカギになることができると指摘しました。結果的に非常に高いアルコールレベルになります。

「私たちは、カベルネが、ナパヴァレーで、本当に豊かで熟していてパワフルになる可能性があることを知っています。」と彼は始めました。 「しかし、有機農法と剪定、果実の負荷、樹冠の管理、そして健康な根系を得るための有機的で持続可能な慣行から、ブドウの木に多くの注意を払うことで、糖が出来る前の青々と柔らかなフェノール類とタンニンを手に入れることができます。低アルコールでエレガントさと生き生きとした酸味が得られます。」

それで、彼はまた、熟したナパカベルネが、高いアルコール度を持たなければならなかった、と言うのは真実ではないと言いました。

「この地域のすべてのカベルネが、非常に高いアルコール、フルボディでジャミーであるというのは神話です。それはスタイルですが、有機農業でそれを引き戻して、ワインの自然なバランスを得ることができます。」と言いました。

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