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ラングドック、収穫の最終段階に突然の大雨

20 September 2021 by Vitisphere

9月14日と15日、南フランスのガール県とエロー県のブドウ園に集中豪雨が降り、収穫が停滞しました。 「これは、秋分で通常発生する天候の変化です。今年は早いです。霜のために収穫が遅れているため、収穫は完了していません。」とエローのジュヴィニャックにあるChâteaude Fourques(50haのエステート)を率いるワイン生産者のLise Fons-Vincentは要約しました。

「ブドウの木に累積的な被害があり、一部のワイン生産者は最大4回の自然災害に見舞われ、過剰な水が発生しています。ブドウ園を流れる川からの沈泥、強い突風と雹がブドウの木を倒しました。横殴りの雨でした。」と、ガールのコドーニャンにあるVigneronsd’HéraclèsワイナリーのマネージングディレクターであるFrédéric Saccomanは述べました。

「9月14日は一部の地域で壊滅的でした。非常に広い地域で、さらに局所的に、合計200〜300mmの雨が降りました。」と、Gard Chamber of Agricultureのブドウ栽培部門の責任者であるAnne Sandréは報告しました。

ガードでは、「最初の推定によれば、作物の20〜40%は、まだブドウの木に残っていました。」と、ガード協同ワイナリーの会長であるAnthony Bafoilは述べました。

「カベルネのような後期熟成品種は、ブドウ園に残されており、その量はもっと多く、霜の影響を受けた早熟品種よりもうまくいくと思っていました。」とBafoilは認め、生産者にとって二重の苦痛を指摘しました。

9月14日、隣接する川の氾濫により4ヘクタールのブドウの木に影響があったヴァキエールにあるDomaine Costesse(17haのエステート)のGilles Nougalliatは、次のように同意しました。「カベルネは、熟成が遅いために霜の影響をほとんど受けませんでした。私はいくらかの収入を生み出すために、この作物を頼りにしていました。沈泥で覆われたブドウは、良いワインを作らないことは、よく知られている事実なので私は何も選びません。」

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