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オーストラリア東部の春は雨が多く、暖かい。

オーストラリアの春は、東部では例年より多くの雨が降り、西部の一部では乾燥する可能性があると、Bureau of Meteorology(気象局)の気候学者が発表しました。

同局が発表した最新の季節予報によると、今年の春は、東日本に住む人々にとっては平均以上の降水量となり、日中は涼しく、夜は暖かい気候になる見込みです。

西オーストラリア州では乾燥した気候が続き、州南部では夜は平年より涼しく、トップエンドやタスマニアでは春の日中は暖かくなる見込みです。

局の気候学者であるアンドリュー・ワトキンス博士によると、雨が多く暖かい春の予測は、特に雨が多く暖かい冬の後であるとのこと。

「全国的には、2016年以来の雨の多い冬を迎えています。」

「オーストラリアの冬の平均気温も、特に北部の熱帯地域では、記録的な暖かさになると予想されています」と述べています。

ワトキンス博士は、インド洋ダイポール(IOD)と呼ばれる気候変動要因が、春の雨量を平年よりも多くすると予測している主な理由であると述べています。

「現在、ネガティブなIOD(オーストラリア南部および東部で降水確率が高くなる現象)が発生しています」と述べています。

「このネガティブなIODは春まで続くと予想されますが、現在のところ、オーストラリアの5月から10月にかけて記録的な雨量となった2016年のネガティブなIODイベントよりも弱くなっています。」

もう一つの気候変動要因であるエルニーニョ・南方振動(ENSO)については、今後数ヶ月間はラニーニャ現象の発生が予想されず、中立的な状態が続くと考えられます。

 

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