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AOCワインは、べと病やうどんこ病に耐性のあるブドウ品種も対象に

July 13 2021 by Vitisphere

これまでヨーロッパのブドウ品種であるVitisvinifera種しか使用できませんでしたが、AOCブドウ園では変更が進行中であります。

AOCは、真菌病(べと病及びうどんこ病)に耐性のあるブドウ品種を栽培することができるようになります。その特徴は、アジアまたはアメリカの他の種(Vitis amurensis、Vitis rupestris …)に由来します。

最新の共通農業政策(CAP 2023-2027)で「第93条は、Vitis viniferaと他のVitis間の交配は、AOCワインに許可される可能性があるとしています。」と、欧州議会の議員(MEP)、ワイン共通市場制度(CMO wine)交渉担当者のEric Andrieuが発表しました。

Andrieu氏は「この政治的妥協の実施は、欧州議会による将来の委託法令に左右されることを強調し、フランスでの措置の展開方法は、最終的には国立原産地品質研究所(INAO)次第です。」と述べました。

農業省の情報筋が Vitisphereに語ったところによると「この変更はフランスからの要請によるもので、ブドウ園での植物保護製品の使用を減らすという目的の一部です。業界はPDOの仕様を変更することで、この可能性を活用できるようになるでしょう。」

「私たちは長年この要求をサポートしてきました。その採用は私たちにとってこの上ない満足であり、INAOによって定義された枠組みの中で実験と適応を可能にするでしょう。」とappellation wine and brandy producers全国連盟(CNAOC)会長のJérôme Bauerはプレスリリースで述べました。

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