モスクワ発 7月4日 (ロイター) -フランスのシャンパンメーカー、モエ・ヘネシーは4日、新法に準拠するため、ロシア向けボトルの背面に「スパークリングワイン」という表記を加えることを開始すると発表しました。
フランスのワイン生産者は、同名の産地で生産されたものを「シャンパン」と呼び、それ以外の呼称を避けています。
しかし、金曜日にプーチン大統領が署名したこの法律により、フランスを含むすべてのロシア以外のスパークリングワイン生産者は、表ラベルには記載しないものの、裏ラベルにはロシアでの製品であることを記載しなければならなくなりました。
ロシアの「シャンパンスコエ」のメーカーは、この言葉を単独で使い続けるかもしれません。
シャンパンの「モエ・エ・シャンドン」、「ヴーヴ・クリコ」、「ドン・ペリニヨン」を販売し、LVMH(LVMH.PA)グループに属するモエ・ヘネシー社は、ラベルを変更するために配送を中断せざるを得なくなったと発表しました。
The MH Champagne Maisonsは、どこで活動しているかに関わらず、常に施行されている法律を尊重しており、これらの調整が行われた後は、可能な限り速やかに配送を再開します。」とメールで発表しました。