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LGBTQ+ワインのプロ3人がよりインクルーシブな業界を作る

6月には、さまざまなワインや飲料のブランドが、世界中のLGBTQ+プライドのお祝いを支援するために、虹色に包まれたキャンペーンや製品を発表します。しかし、ワイン業界で働くLGBTQ+の人々は、一年中受け入れ態勢を整えて、ドアを開いてまっています。

ワイン界のさまざまな分野から、よりインクルーシブな業界づくりに貢献している3人のLGBTQ+メンバーについてご紹介します。

テレサ・ヘレディア ワインメイカー  Gary Farrell Vineyards & Winery

レズビアンのヘレディアは、長年にわたりLGBTQ+コミュニティのプログラムを支援してきましたが、それは彼女自身の活動だけでなく、カリフォルニアのGary Farrell Vineyards & Wineryとの共同活動でもあります。その中でも特に注目すべきは、アメリカのLGBTQ+市民権団体であるヒューマン・ライツ・キャンペーン(HRC)との共同活動です。

ワイナリーは長年にわたってHRCにワインと資金を提供してきましたが、ヘレディアは試飲会や教育セミナーを行い、HRCが開催するイベントでスピーチを行ってきました。

ウィル・ファーガソン ワインライター/インフルエンサー、Queerwino

ファーガソンは、インスタグラムのフィード「@Queerwino」で、多様性の問題、差別、ワインテイスティングに等しく熱心に取り組んでいます。ヴァーチャルなワインの世界と実際のワインの世界の両方が、LGBTQ+の人々にとって安全な空間になるよう努力しています。ジェンダー・クィアであるファーガソンは、Wine & Spirit Education Trust(WSET)のレベルII認定を受け、メリーランド州シルバー・スプリングにあるワインバー&ショップ「Locavino」でバイヤーになるためのトレーニングを受けています。プライド月間には、LGBTQ+のワイン関係者が、Queerwinoのソーシャルプラットフォームの中心となります。

ゲイリー・サパースタイン  オーナー Out in the Vineyard

カリフォルニア州ソノマ郡にあるワインカントリーのイベント・ツアー会社「Out in the Vineyard」は、LGBTQ+のワイン愛好家たちに、プライベートな旅程やグループツアー、バーチャルイベントを提供しています。しかし、サパースタインはこれらの体験をゲストのためだけにアレンジしていますが、これらの人々に利益をもたらすことだけに集中しているわけではありません。

 

BY MIKE DESIMONE AND JEFF JENSSEN

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