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フランスのワイナリー協同組合ビール事業に参入

May 21, 2021 by Vitisphere

ロックモールのRocca Mauraワイナリー協同組合は、Brasserie Vigneronne du Gardという名称でビール醸造事業を始めました。「ワイン業界の状況に関係なく、生産を多角化し、メンバーの一定の収入を確保することを目指しています。」とセラーマスターの Valentin Royerは説明しました。(60人の組合員合計のブドウ園の広さは400ヘクタール)ワイン生産者は、1年前にこの事業を引き受けた後、ビール開発のプロジェクトをロックモールで続けています。

麦芽を加熱し、醸造と発酵をするための6つのステンレス鋼タンクを含む醸造設備の購入に、10万ユーロを投資しました。この春、最初の2種類の“ロッカノストラ”ビールを発売しました。ピルスナータイプの軽くて柑橘系のラガーと、より複雑でフルーティーなペールエールを33clボトル2.90ユーロで販売しています。ビールは75cl形式でも入手可能です。

最初のボトルはフランスで購入した大麦麦芽から生産されましたが、協同組合は大麦の生産をブドウ園に組み込む予定です。 「クラフトビールを飲むとき、一般的に地元で調達されるのは水だけです。大麦麦芽はしばしばベルギー産です。地元の製品を協力して使いたいと思っています。」とRoyer氏は説明しました。ある協同組合の栽培者は、1.5ヘクタールに麦芽用の大麦を植えて、6トンの大麦(4トンの麦芽)を収穫しました。これにより、年間120ヘクトリットルのビールを生産することができます。これは、事業開始時の生産目標でした。

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