英国へのボージョレ輸出は上昇傾向が続き、2020年には数量で8%以上、金額で6%近く増加し、前年に比べて620万本以上が輸入されている。
アメリカに次いでボジョレーワインの第2の輸出市場である英国は、昨年46,891 hlのフランス産ワインを出荷し、アメリカの47,490 hlの輸出に迫った。
Inter Beaujolaisのマネージング・ディレクターであるCécile Bossan-Redon氏は、「2020年のボジョレーワインは、パンデミックという課題にもかかわらず、例外的な年となりました。」と述べている。過去5年間、英国への輸出量は着実に増加しており、これは英国人がこの地域のワインをこれまで以上によく知っていることを示していると考える。
「ボジョレーワインは、多くのワインカテゴリーで輸出量が増加しており、私たちの目的は、この地域のワインが提供するすべてのものを示し続けることです。多様でダイナミックなワインは、英国市場にとって理想的だと思います。」と述べている。
ボジョレーは150カ国以上に出荷されており、2020年にはフランスワイン全体の輸出量の5%を占めていて、生産量の3分の1以上(35%)は輸出市場、65%は国内市場での販売に充てられている。