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Samsungの新しいロボットがワインを注ぎ料理を作ってくれる

Bot Handyのプロトタイプは今週CESで発表された。

サムスンは米国時間9月29日、オンラインのみで利用できる完全にバーチャルな 「Consumer Electronics Show (CES) 」 に参加し、同社の最新技術のいくつかをライブ配信した。プレゼンテーションでは「全ての人にとってより良い基準となる」を提供するように設計された製品に焦点を当て、同社が取り組んでいることを確認した後、私たちの新しいロボットが支配者になることを歓迎するかもしれないと述べた。

よりスマートな冷蔵庫や、目を見張るような110インチテレビに加えて、彼らは人工知能 (AI) を使って自分たちのタスクを実行する「人間中心の知能ロボット」のトリオも披露した。Samsung Researchのプレジデント兼ヘッドであるSebastian Seung氏は声明で、「多くのことの中で、あなたの家はより大きな意味を持つようになりました。」と述べた。「しかし、その家とそこにある技術が実際にあなたの周りに建てられたとしたらどうでしょう?」

その質問に答えるために、サムスンはLiDARと3 Dセンサーを装備して掃除機を家具に衝突させないようにしたJetBot 90 AI+、ロボットのBot Care、汚れたTシャツの拾い上げからワインを注ぐまで何でもできるBot Handy (これ以上洗濯カゴを使っても使わなくても)を発表した。

Bot Handyは、ルンバの上に空気清浄機を積み上げたように見えるが、周りにあるものを“見る”ことができるようにする為に十分なAIを備えており、見たものが何であるかだけでなく、それらをどのように扱う必要があるか認識する。

Seung氏はBot Handyのビデオデモの中で「Bot HandyはAIを使ってガラスカップやセラミックプレートなどの物体を理解し、その形状や材質に注意を払い、信頼できるパートナーとして働く。」と述べた。

その能力を示すビデオでは、Bot Handyは慎重に食器洗い機に物を入れ、汚れた洗濯物を洗濯かごに落とし、フルーツバスケットをキッチンテーブルに置き、花瓶に一輪の花を入れてスライドさせ、そしておそらく最も重要なのは、赤ワインをたっぷりとグラス2杯分注いでくれることだ。

これにはいくつかの理由(ロボット執事を欲しがらない人)があるが、特にBot Handyが高齢者や視覚障害者、あるいは移動に制限のある人たちを助けるためにできることがあるからだ。サムスンは一般向けの発売日を明言せず「現在販売されていない」とだけ言っているが、「テスト設定」とだけ述べた。

By Jelisa Castrodale January 12, 2021

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