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新型コロナウィルスは、フランスワインの輸出収入に打撃を与える

2020年12月18日金曜日 by Vitisphere

新型コロナウィルスのパンデミックは、フランスワインの輸出に大混乱をもたらしました。フランス貿易投資庁がまとめた最新のデータによると、2020年1月から9月にかけて、フランスは59億ユーロ相当の980万ヘクトリットルのワインを輸出しました。データは2019年と比較して、容量が7.5%、輸出額が17%減少したこと示しています。収入が容量の2倍減少したため、フランスが輸出したワイン1リットルの平均価格は10%減少し、1リットルあたり6ユーロ減少しました。

世界のワインの輸入額は、1月から8月にかけて10%減少する一方で、フランスワインの輸出額は、より大幅な減少で業績を下回りました。それにより現在の経済的リスクが高まりました。フランスワインの輸出額の減少は、パンデミックで世界中が家計支出を抑制したこと、また飲食店の相次ぐ閉鎖も原因であるといえます。

「高級ワインとスピリッツは、パンデミックの影響を強く受けており、輸出額はシャンパン28%、ボルドーは24%、ブルゴーニュは8%、コニャックは28%減少しています。」とAdrien Boussard(フランス貿易投資庁のワイン&スピリッツスペシャリスト)は述べています。

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