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AOCボルドー、400万ユーロを投資して観光施設を再構築

ボルドー中心部のシテ・デュ・ヴァンとユネスコに登録されたサンテミリオンのブドウ畑の中間に位置するプラネット・ボルドーの観光センターは、ワイン産地を訪れる観光客にベイシャック・エ・カイローを訪れてほしいと願っている。しかし、単なる観光客の来訪だけではなく「設立から20年以上が経過し、徹底した改修が不可欠になっていた。」と、ボルドーとボルドー・シュペリエールの生産者団体はプレス・ステートメントで述べている。

ボルドーを代表するアペラシオンであり、この地域のブドウ畑の55%を占めるステファン・ガバール氏が議長を務める取締役会は2020年12月15日、今後3年間で総額400万ユーロに及ぶ再生・再設計プロジェクトを承認した。
同氏は、 「一部のワイン生産者らは、経済状況のため、投資を控えている。私たちは違う見方をしていて、物事が困難なときには露出を確保するために資金が配分されなければならないと感じています。」 と、一般のための“体験会場”の作成を提唱して、ガバール氏は述べた。

ボルドーワインとその生産者の知名度を向上させることを目的としたガバード氏は、この地域の組織は危機後の時代に取り組む方法を考えなければならないと強調した。「生産量を減らすだけではダメで、私たちのアペラシオンを再び高貴なものにしなければなりません。ここは販売を再開する場所ではありませんが、私たちの知名度を高め、訪問者やオピニオンリーダーの間でアピールできるようなショーケースが必要です」と強調している。

Thursday January 28 2021 by Vitisphere

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