① 2023 メリッジオ

ステンレスタンク60%、アンフォラ30%、フレンチオークの大樽10%で発酵。
「メリッジオ」は「昼下がり」という意味だそうです。
動詞の「メリッジャーレ」は「木陰で休む」、「昼寝をする」という意味を持ち、
「暑い夏の日に木陰でリフレッシュする時のような爽やかなワイン」にしようと名付けられました。
ソーヴィニヨン・ブランにトレッビアーノを10%ブレンドし、よりミネラル感のある味わいにしています。
またアンフォラを使うことで、よりアロマを活かすことが出来るとマルゲリータさんが教えてくださいました。
ミネラル感に、ライム、リンゴや、グレープフルーツ、桃、パッションフルーツなどの豊かなアロマです。
味わいはキリっとしてフレッシュな酸があり、ミネラルと酸の余韻が長く続きます。
これからの暑い時期に本当にピッタリのワインです。
先日、前ヴィンテージの2022年が完売いたしました。先輩営業から聞いた話なのですが、
とある沖縄のお客様のお店では、2022年のメリッジオを合計で250本以上ご購入いただいたそうです。
月換算で20本以上ですから大きいお店かと思いきや、30席くらいのお店とのこと・・・
お店に来たお客様が全員飲んでるくらいの勢いですね!
沖縄の気候にピッタリで料理にも抜群に合うとのことで、スタッフの方がとてもおススメしてくださるそうです。
メリッジオを愛して薦めてくださるスタッフの方に感謝です・・・!
常夏の沖縄の気候にピッタリということは、これからの時期に飲むしかないですね!
② 2021 キャンティ・クラッシコ

フレンチオークで24か月熟成。
タンニンは滑らかながらしっかりと感じられる。
黒い果実にスパイス、凝縮感、酸もほどよくあり非常にバランスが良い。
一般的にキャンティは軽やかなイメージですが、フォントディのキャンティ・クラッシコはかなり濃く、重ためです。
樽感も感じられ、一般的なキャンティのイメージを覆す素晴らしいスタンダードラインです。
飲んだことのない方にはぜひ試してほしいワインです!
次のワインをご紹介する前に、キャンティ・クラッシコ グランセレツィオーネの規定についてご説明します。
・サンジョヴェーゼ使用比率 90%以上、残りは在来品種最大 10%まで使用可能。
・単一畑、自社畑のブ ドウを使用すること。
・最低 30 ヶ月の熟成期間(うち3ヶ月は瓶内熟成)を置くこと。
・テイスティング委員会が実施する官能検査などをクリ アすること。
・最低アルコール度数 13%
グランセレツィオーネは、キアンティ クラッシコの頂点に立つ DOCG で、
このカテゴリーに認定されたワインは、キアンティ・クラッシコ 全体の僅か 6%のみです。
③ 2021 キャンティ・クラッシコ グランセレツィオーネ パンツァーノ ヴィーニャ・デル・ソルボ
④ 2021 キャンティ・クラシコ グランセレツィオーネ パンツァーノ テラッツェ・サンレオリーノ

新樽30%のフレンチオークで24か月熟成。
2019年がファーストリリース
フォントディの持つ最も上質なもう一つの畑「テラッツェ・サン・レオリーノ」のブドウから造られるワインです。
「ヴィーニャ・デル・ソルボ」よりも標高が高いため、より酸が高く、タンニンもきめ細かくなります。
こちらも2日目から化けました。ヴィーニャ・デル・ソルボよりもエレガントで酸もあります。
ですがそれ以上に上品な旨味といいますか、じわじわくる旨味があります。
濃厚さから来るガツンとした派手なタイプの旨味ではなく、じわじわお淑やか系です。
個人的にはとても好きなタイプで一押しです。
⑤ 2021 フラッチャネッロ

新樽30%のフレンチオークで24か月熟成。
2016年からアンフォラで醸造したサンジョヴェーゼも少量ブレンド。
サンジョヴェーゼでここまで凝縮感と果実味を出せるのか・・・と驚いてしまうほどの濃厚さです。
2021年のフラッチャネッロは、抜栓したタイミングもあるかもしれませんが、
濃厚な果実味と柔らかなタンニンで今飲んでも抜群に美味しかったです。
社内セミナー終了後、普段はすぐに通常業務に戻る先輩方も
「おかわりテイスティング」をしてしまうほど素晴らしい出来でした。
2021年はトスカーナのグレートヴィンテージです!今後も更に評価が上がっていくことも予想されます。
完売する前に是非、ご注文ください!
最後までお付き合いいただきありがとうございました!