どの州でもワインが作れてしまう魅惑の国イタリア。
「イタリアワインって、なんか沢山あって分からない」という方が結構多いですが、
皆さんはいかがですか?
猫と音楽とお酒があればご機嫌。営業の阪本です。
先日、ミレジムで取り扱うイタリアワインの代表選手、アルド・コンテルノの最新VTが入荷しました!
「王のワイン、ワインの王」と呼ばれるバローロ。ワイン産地が定められたのは1920年代。
瓶詰めのバローロを販売した生産者の一人として注目され、バローロの礎を築いた
といっても過言ではない生産者ジャコモ・コンテルノ。その5代目が、アルド・コンテルノです。
アルドは、兄のジョヴァンニと兄弟でジャコモ・コンテルノを継ぎましたが、独立し、
自らのワイナリー、ポデーリ・アルド・コンテルノを設立しました。
アルド・コンテルノは順調に成長をとげ、トップ・キュヴェ(Granbussia)が
ジェームス・サックリング100点を2回も獲得するなど、いまや評価誌から絶賛されるバローロの名門です。
先日、到着したワインをあけてみましたので、少しご紹介します。
スタンダードキュヴェを充分に堪能してくださっている貴方には・・・
変化球!
シャルドネをご案内します。
ブッシアドールは黄金のブッシア(Bussia d’oro)という意味なんだそうです。
コート・ドールみたいな感じですね。
良年にしかリリースされない、売切れ必須、争奪戦アイテム。
バローロのようにストラクチャーがあり、長期熟成ができる白ワインです。
2021VTは、バタースコッチやバニラ、バーボンの風味。長い余韻。樽の要素がしっかり感じられます。
ワイナリーでは、バルベーラから造るモダンワインにも目を向けています。
一般的に大衆的なワインとされるこちらの品種も、彼らの手にかかればまた格別!
コルクをご覧になってみてください。
少しわかりにくいですが、酒石がびっちり。キラッキラ✨です。
キラキラと輝く酒石は「酒石酸」と、ミネラル分の「カリウム」や「ナトリウム」が結合してできた結晶ですから、
ワインの成分に重要な役割である酸とミネラルが豊富である証拠ですね!
2021VTは、酸と滑らかさがギュッと詰まった凝縮感のあるワイン。
少し前に、個人的に19VTのバルベーラも開けてみましたが、やはり、酒石がびっちりでした。
イタリア人が「バローロの神様!」というほどの生産者アルド・コンテルノ。
是非、お手にとってみてくださいね。