皆様、はじめまして!
4月入社の新人営業の堀内と申します。
季節の移り変わりも早く、最近はジメジメとした毎日が続き、
徐々に夏の気配すら感じております。
今回はそんな憂鬱な蒸し暑さを吹き飛ばしてくれるような、
オーストラリア最高の造り手でもある「トルブレック」をご紹介します!
人気ワイン漫画 “神の雫” にも掲載されたこともある
「ウッドカッターズ・シラーズ」も今回テイスティングしました。
~ トルブレック / バロッサ ヴァレー~
トルブレックは、南仏ローヌのワインにインスピレーションを受け、
世界有数の樹齢の古いブドウが育つバロッサヴァレーでシラーズ、グルナッシュ、
ムールヴェードルなどのローヌ品種から最高のワインを生み出す世界トップクラスのワイナリーです。
トルブレックのブドウは、樹齢150年を超えるものもあり、世界最古のレベルであり、
これらのブドウは、フィロキセラ禍を免れ、生き延びてきたものです。
古樹は驚くほど低収量で、樹齢の若い畑も極力収量を抑えるため、どのワインも非常に
深みのある色合いと濃厚で凝縮感のある複雑な味わいが特徴として表れています。
ちなみに「Torbreck ( トルブレック )」の由来は、スコットランドで木こりを
していたという、元トルブレックのオーナーであるデイヴィッド・パウエル氏が、
奥様と出会った森の名前だそうです。
~ 赤ワイン3種 / Tasting ~
■ 2019年 キュベ ジュヴナイルズ
「ジュヴナイルズ」は、1999年にパリの有名なワインバー“ジュヴナイルズ”のために
造られたのが始まり。ジュヴナイルズのためだけに特別醸造されていた秘蔵ワインが
世界的に注目され、市場にリリースとなったトルブレックの大人気アイテムの一つです。
なんと、最初のアルコール発酵が終了するまではあの上級キュヴェのステディングと
全く同じ醸造!樹齢40-150年(平均樹齢90年)の超古樹グルナッシュ72%、ムールヴェードル23%、
シラーズ5%を使用してます。
<感想>
樽を使わず、ステンレスで発酵・熟成をしているため、
GSMと比べると果実味がとても鮮明です。開けた直後は、純粋に葡萄の
ジューシーで肉付きの良い果実味、旨味が楽しめる一本だと感じました。
時間が経つと、シラー由来のスパイシーさや酸味も楽しむことが出来るので、
時間経過を楽しむことが出来るワインです。
■ 2020年 ウッドカッターズ シラーズ
人気ワイン漫画“神の雫”に掲載。
バロッサの畑で育つ比較的樹齢の若いシラーズ(10~20年)から
採れたトルブレックのワイン・シリーズを堪能するのに
間違いのないエントリーワインです。酒齢の若いうちから楽しめますが、
数年のセラー熟成を経て更に印象深い味わいへと着実に進化をとげてゆく傑作赤ワイン!
<感想>
色味と香りはギュッと濃厚で、タンニンも程よく、
濃縮感が口の中でパッと広がるのを楽しめます。
肉料理との相性は抜群で、満足感が感じられるワインです。
古樹が特徴なトルブレックですが、樹齢が若い葡萄であっても、
ここまでのクオリティのワインを造られるというのは、
本当に素晴らしい生産者であると思い知らされる一本でした。
以上、今回はトルブレックの赤ワイン三種類をご紹介しました。
暑くなってくると赤ワインを避けてしまいがちになりますが、
肉料理を食べて体力をつける際には、是非トルブレックの赤ワインを
合わせて飲んでみて下さい。
最後まで、読んでいただきありがとうございます!
次回のコラムも是非お楽しみに!