こんにちは、営業の山田です。
家飲み需要で低額ワインだけでなく、高額ワインにチャレンジされる方もいると思います。
その中でボルドー格付けで5級に入っているポンテ・カネ。
とても面白いワインだと思います。
ルイ15世の側近を務めたジャン・フランソワ・ド・ポンテがボルドーを州都とするギュイエンヌの地に戻り、メドックの知事になりました。1705年にポイヤック北部の土地を購入し、ブドウを植えたことにより始まりました。
数年ごにカネと呼ばれる区画を追加したことにより、ポンテ・カネと正式に名称が決まりました。
1855年にメドック格付けで5級に選出され、現在に至っております。
現在はテスロン家が所有、2010年よりオーガニック認証、ビオディナミの認証を所得しております。
2009 Chateau Pontet-Canet
今回、飲んだのが2009年の暑くボディが強くなった年、酸度が少ない分早くから飲めると予想した通りこなれたニュアンスに香り豊かな味わいを楽しめました。
ナメシ、タール、ハーブ、墨汁、葉巻などの香り、ブラックベリー、カラント、酸とタンニンのバランスよく余韻のスパイスがいつまでも続く。
タールの甘味も程よく、来る感じがとても良い、ポテンシャルはまだまだこれからです。
特別な日に、ぜひ手にして頂きたいボルドーワインですね。