こんにちは!去年12月に入社した竹間です。
私は大学生の頃からワインが大好きで、毎月のアルバイト代はワインに消えていました(笑)
皆さんは、普段どうやってワインを選んでいますか?
大学生の私はワインショップに行っても何を買っていいか分からず、「パーカーポイントが高くて、値段が安いワイン」を買っていました。
パーカーポイントがなんなのかも分かっていませんでしたが、どのワインショップに行っても必ずと言っていいほど「パーカーポイント○○点!!」とPOPに書かれていましたし、パーカーポイント90点のワインは、89点のワインより美味しいのだと信じていました。
ワイン愛好家の皆さんならもちろんご存知でしょうが、パーカーポイントとは世界で最も影響力のあるワイン評論家、ロバート・M・パーカー・Jr氏が考案した100点満点のワイン評価法です。
わかりやすい評価法
その評価法とは、すべてのワインに基本点50点が与えられ、それに加えて
・色と外観 5点満点
・香り 15点満点
・味わい 20点満点
・熟成ポテンシャル等全体の質 10点満点
計100点満点です。
実際は50点満点ですが、100点表記が分かりやすいということで、支持を集めたそうです。
ちなみに点数の格付けもされています。
96-100点 Extraordinary (並外れた)
90-95点 Outstanding (傑出した)
80-89点 Barely Above Average to Very good (かろうじて平均より上からとても良い)
70-79点 Average (平均)
60-69点 Below Average (平均以下)
50-59点 Unacceptable (受け入れ難い)
85点以上が本当にいいワインとして紹介されています。
写真の「ボルドー第四版」はロバート・パーカーの著書を弊社の代表アーネスト・シンガーが監修したものです。
もちろん、パーカーさんの好みが反映させていることもあり、「パーカーポイント高いけどあんまり好きじゃないな」と生意気に思うことも何度かありました。
しかし、世界中のワインファンにパーカーポイントが浸透し、ワインの価格に影響を与えていることは、パーカーポイントの信頼を裏付けています。
この評価法を参考に、「自分だったら何点かな」という基準を作っていくことが、ワインの良い選び方のひとつではないでしょうか。