こんにちは!イタリアワイン大好き営業の山田です。
今日は12月に入荷しましたTestamattaのご紹介をさせていただきます。
2000年にリリースされたテスタマッタはセンセーショナルにデビューしました。
世界最大のワイン見本市「ヴィネクスポ2003」にて見事最優秀赤ワインに選ばれ、その名を世界に響かせました。 グラーツ氏はアーティスト一家に生まれてフィレンツェで育ちました。家の庭には昔から葡萄の樹が植えてあり、この葡萄を育てることを幼少期から学びながら育ったのでした。
ワイン造りの情熱に目覚めて、2000年より醸造家として出発しました。
テスタマッタとは「クレイジー、もしくは独創的に物事を取り組む人」を意味します。このころワイン名にバスティアン(人名)を入れる生産者もいました。イタリアでは新しいワイン造りに取り組んでいる人はとても変わったワイン名をつけていて、グラーツ氏もその一人だったのです。
2019 Testamatta Bibi Graetz
グラーツ氏は、デザイナー一家で裕福な家庭に育っておりましたのでトスカーナ沿岸の離島“ジリオ島”に家族でよく出かけておりました。
白ワインを造りたいと思ったとき、ジリオ島にあるアンソニカ・ジリエーゼ種の古樹があるのを思い出しました。
ブジーアというワインを白ワインの中で最高峰のワインとしてリリースしておりましたが今回、フラッグシップのテスタマッタと同じ名前のビアンコを2017年よりリリースしました。日本にはサードヴィンテージの2019年より入荷しましたがファーストヴィンテージから高評価を得ているワインとなっております。
テスタマッタ・ビアンコは島で造られるのでミネラルがしっかりあり、塩味を感じるフルーティなワイン。抜栓直後はとても固く、開くのに時間がかかりました。
ピッツァに合わせて飲みましたがとてもポテンシャルのあるワインです。熟成をしたらとても化けるワインでもあります。また、再入荷してきますので是非、試してみてください。