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ソムリエの家ワインの楽しみ方「温度編」

ソムリエ朝倉達也です。

緊急事態宣言も延長され、暗い雰囲気の中でも少しは楽しみを見つけなきゃ!

、、、となるとやっぱり家でワインをより楽しめる環境を整えるべきですね。

僕は職業柄(飲兵衛の言い訳)、毎日ワインを飲むのですが、家庭用ワインとなると1000円以下、高くても3000円代くらいでしょうか。

自分でワインを選べるのは職業柄当たり前なんですが、そうでない一般の方々はワインショップって本当に訳が分からない場所なんじゃないかと思ってしまいます。

悩んで悩んで買ったワインが帰って空けてみたら家族はご不満の顔、、、なんてことになったら大変ですよね?

ご家庭でワインがあまり美味しく感じられないケースがあるとすれば、まずは「温度が適正でない」ことを疑ってみてはどうでしょう?

適正温度は?

スパークリングや白ワインは6−8度が酸味が心地よく感じれるので、冷蔵庫でも最低は4−5時間は冷やしたいものです。

赤ワインもボディやタンニンは16度から18度くらいが一番落ち着く温度なので、まずは赤ワインも冷やしてから、飲む1時間前くらいに冷蔵庫から出して置いておくといいでしょう。

温度が低ければ室温に置けばいいだけですが、高い温度を下げるのには時間や氷など、、色々必要です。冷蔵庫がパンパンだよ!という方には裏技ですが、

この時期はベランダにちょっと放置してみるのもいいかもしれませんね。

生産者が汗水流して作ったワインを業者さんがきちんと管理をして輸入をし、バイヤーさんが選んで店頭に並んで、最後に飲むのは私たち。

美味しく飲んであげる事が全てのワインに携わる方々への礼儀だと言えるでしょう。

ソムリエなりの家ワインでの裏技など、、少しずつシェアできたらと思います。

ではまた次のコラムでお会いしましょう。

 

メゾンドタカ芦屋 朝倉達也

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