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営業コラム~冬に飲みたい白ワイン~

みなさんこんにちは!いつもコラムをご覧頂きありがとうございます。

プロ野球観戦と海釣りが大好きな営業の芹澤です。

年末年始から続く大型寒波の到来にこの時期はシッカリした赤ワイン!という方も多いのではと思いますが、敢えてこの時期ならではの美味しく楽しめる白ワインをご紹介致します。途中で上着を脱ぐくらいに暖かい部屋で温かい食事と楽しむ白ワインは格別ですよね。

『赤ワインも大好きなんですがどうしても食事自体が重くなるので毎日は・・』 だったり、女性で割と多いのですが歯への着色を気にされる方は『冬でも白を飲みます!』と仰る方がいらっしゃいます。

そんな方へもお勧めなのが スペイン、ラ・マンチャの樹齢90年超えのアイレン種100%で作られる、

『2017 アレハイレン』 です。

スペインの白? と思われた方、そうなんです。テンプラニーリョやガルナッチャ等の重めの赤だけでなく素晴らしいスペインワインがまだまだ沢山あるんです!

リベラ・デル・デュエロでベガ・シシリア・ウニコと並ぶ、スペインワインの立役者、

パーカー絶賛のあの『ペスケラ』を生み出したアレハンドロ・フェルナンデスが唯一作る白ワインであります。

他にないアイレン種のワイン

一般的なアイレン種はさっぱりとした軽めの所謂デイリーワインとして楽しめる品種として大量生産される事が多いのですが、テンプラニーリョの可能性を世に知らしめたフェルナンデスがアイレン種を手掛けると、唯一無二の濃密な極辛口の白ワインとなります。

株仕立てで育てられている樹齢90年以上のアイレン種は地中深く根を張り、乾燥したラ・マンチャの気候を耐え忍んできた力強さがあります。丁寧な畑仕事が物語るように靴が簡単に埋まる程、土壌は柔らかく表土は乾燥しているので雑草は生き延びる事ができず、また害虫の被害も少なく、健全な状態で栽培されています。

6万本のワインを作れる6ヘクタールの畑を持ちながら品質向上を目指す為、年間生産量を約2万本にまで絞り込んでいます。最適な収穫時を見定め、たった一日で収穫を終わらせるので選定から漏れた沢山のブドウがそのまま収穫されずに残されています。

6万本のワインを作れる6ヘクタールの畑を持ちながら品質向上を目指す為、年間生産量を約2万本にまで絞り込んでいます。最適な収穫時を見定め、たった一日で収穫を終わらせるので選定から漏れた沢山のブドウがそのまま収穫されずに残されています。

フレンチオークで18ヶ月熟成された後に更に6ヶ月の瓶熟を経てからリリースされるこのワインはロースティーであり、ほど良い樽のニュアンスが心地よく、新鮮な魚介類だけでなく、炭火で焼いた豚バラ肉や香ばしい地鶏のロースト等や焼き鳥等と合わせると真価を発揮する酒質のしっかりした辛口です。樹齢の古さと土壌に由来する舌に絡みつくようなミネラルが脂身の旨みを最大限に引き出してくれます。

 

温度が上がると加熱したマンゴーや白桃のような香りも立ち上がりますがフレッシュな印象よりもねっとりとした重厚なイメージが強くなりクリームを使った料理とも相性は良いです。標高も700m近くあるため、乾燥して寒暖の差も大きく酸の持続性も高いのも大きな特徴なので、海鮮をふんだんに使い旨味が凝縮した寄せ鍋にもおススメです。

個人的に好きな組み合わせは脂の乗ったしまホッケやクセのあるカマスや真イワシの干物との組合せです。おろしポン酢とレモンを添えると最適です。

レストランのご担当者から『シャルドネ以外の美味しい白、しかも上代4,000円以下で』とリクエストを良く頂くのですが、その時にご提案するのがこの『アレハイレン』です。もうかなりの確率でイケます。本当に助かっています。野球で例えると外国人バッターに『初球外角低めに逃げるスライダー』位に効果的です。皆さんバットをクルクル振ってくれます。なぜなら刺激的で魅力があるから(笑)

このヴィンテージからラベルデザインも刷新され、ラ・マンチャの爽やかな風をイメージしたスタイリッシュなものへ変更されました。

様々なシーンで活躍できて、ご存じでない方がまだまだ多いこの『2017 アレハイレン』

是非お試しください。

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