新年最初に飲むワインはこちら!!
改めまして、あけましておめでとうございます。社歴10年超えの阿岸です。
1/1の最初に飲むのはブルーノ・パイヤールのヴィンテージ・シャンパーニュでございます!
2012 Bruno Paillard Extra Brut Blanc de Blancs
品種:シャルドネ100% ドザージュ:3g/L
畑:コート・ド・ブラン地区の特級畑オジェとル・メニル・シュール・オジェを使用
BGMは宮城道雄氏の『春の海』
見てください!このエチケットの絵を!まさに新年の門出を祝うようなシャンパーニュでございます。
実はブルーノ・パイヤールのアートラベル(ヴィンテージ・シャンパーニュはすべてアートラベル)は1981年より造られており、今回のご紹介する2012年はパイヤール史上初の日本人画家によるオリジナル絵画です。
世に出るまで実に8年の熟成期間を経ております。
2012年はヴィンテージチャートでもシャンパーニュの当たり年とされております。
エチケットデザインは「力強さと優美さの巡り会い」というテーマで日本人アーティストの菅原健彦氏に委託されました。和紙を使った複雑な技巧を駆使した菅原氏の作品は、ランスのメゾン・ブルーノ・パイヤールに併設された「ヴィンテージ・ギャラリー」に展示される予定です。
ムッシュ・パイヤールは、パリのギャラリー『ためなが』で菅原氏と意気投合、さっそくテーマを渡して彼に描いてもらったそうです。
味わいは、私のコメントよりパイヤール氏のものをご紹介
『包み込むようなアタック。深みのある豊満でおよそ官能的とも思われる味わいを軽やかな泡沫が心地よく引き立てる。先ほど鼻腔に感じられた果実の風味や仄かな塩味、ヒマラヤスギを思わせるスパイスの風味が口内に広がり、ワインが開いてゆくにつれて力強くも優雅な味わいが美しく引き立つ』です(笑)
とにかくフレッシュで、口に含んだ瞬間に細かな泡が口いっぱいに広がります。
パイヤールのシャンパーニュはエクストラ・ドライ(超辛口)しか造っておりませんので、ガストロノミーの為のシャンパーニュです。
ムッシュいわく、『糖が少ないのはガストロノミーと合う。食事を引き立てる為の飲み物。甘みがあってはいけない』と。
私と妻はいつもお正月に義理の弟夫婦宅で過ごしており、正月は梅風味のスープに浸したもつ鍋を食す事から一年をスタート。脂のかたまりであるモツをこのゴージャスでコクのあるブラン・ド・ブランはきれいに流し込んでくれます。おお!これぞ神が与えた飲み物!
デザート以外どんなお料理にもマッチするパイヤールのシャンパーニュ。
2012 Bruno Paillard Extra Brut Blanc de Blancsは、プレゼントとしても喜ばれると思います。
今年のシャンパーニュはこれで決まりです!!