2017 Opus Oneテイスティングしました
日頃ミレジムをご愛好賜り誠にありがとうございます。メガネがトレードマークの営業の磯部です。
12月に入りますます年末の雰囲気が街中に漂ってきましたね。 皆様におかれましては素敵な日々をお過ごしいただけたらと思っております。
先日社内でオーパスワンの最新ヴィンテージをテイスティングさせていただきましたのでリポートします。
【Opus Oneの歴史】
1970年にロバートモンダヴィとバロンフィリップロートシルトが出会い「なにか一緒に面白いことをしたいよね」で始まり1978年にOpus構想が決まりました。なんと契約書は紙切れ一枚だけ・・・昔らしい感じです。
1978年から始まって今年で42周年。新しいCEOにクリストファーリンチ氏を迎え、また新しい試みを実践しているワイナリーであります。
【Opus Oneの名前の由来】
オーパス、オーパスと言っていますが皆さんこのワインの名前の由来はご存知でしたか?
Opusはラテン語であり音楽用語で「作品」という意味。
OpusOneは『作品番号一番』という意味を持ちます。
またセカンドであるOvertureのエチケットにあるデザインも指揮者がタクトを振っているようなデザインです。
意味は『序曲』
テイスティングさせていただきます!!!
2017年で皆様が気になるワードで言えば「山火事」ではないでしょうか?Opus Oneに関しては被害はなく、また山火事前に収穫を終えていたので山火事から由来するスモーク香はありませんでした。
香りはブルーベリーや特に芳醇なモカ、そして大地の香りを感じました。外観は輝きがあり、まだまだ若いですが味わう前からとてもエネルギッシュな印象。
味わいはさすがの一言です。舌触りもなめらかでビロードのよう。余韻も圧倒的でしなやかでありながら力強さは魅了される仕上がりです。
個人的にびっくりしたのは年月を重ねてもいいのですが、比較的早くからでも飲めるなと感じました。 大事なシーンで間違いなく活躍する一本ですね。
OvertureはOpus Oneのエントリーラインとしての立ち位置なのですが、十分なフィネスとまた過去数年の樽からのブレンドなので熟成も2017のものより進んでおり、まさに飲み頃。
比較試飲させて頂いた上での印象はOpus Oneは『荘厳』Overtureは『安定』です。
決して安いワインではありませんが、ここぞのシーンにマストなワインであることは間違いないなと再認識しました。
素晴らしい機会をいただきありがとうございました!
ワイナリーでは日本語対応のホームページもございます! ご覧になってみてはいかがでしょうか。