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ボデガ・ヴァレンティン・ビアンキ   | Bodega Valentin Bianchi

現在進行形で進化中 ジューシーでまろやかなマルベック

マルベックで世界の注目を集めるアルゼンチン。よくワインを飲むお国柄で、ワインは日常の飲み物だ。消費量は世界7位で、1人当たりの年間消費量は28リットルに達する。それだけに、味と価格のバランスにはうるさい。ボデガ・バレンティン・ビアンキは、アルゼンチン人も、世界的な評論家ロバート・パーカーも認める生産者だ。

ヴァレンティン・ビアンキは、母国イタリアからアルゼンチンに1910年に移住した。戦前には既にブエノスアイレスで知られた存在だった。アルゼンチンのワイン首都とも言えるメンドーサ州のサン・ラファエル地区に拠点を構える。年平均降水量は300mm、湿度は55%という乾燥した土地で、病害の心配がいらない。水が足りないストレスに苦しみながら、根を地中深くに伸ばす。

ここの強みはやはりマルベック。標高の高い冷涼な畑で、タンニンは熟し、酸のたっぷりとのった凝縮した実をつけ、ジューシーでありながら、しっかりした骨組みがあり、飲みやすいのが特色。パーカー率いるワイン・アドヴォケイトも安定して得点をつけている。ワイナリーが多くて、お手ごろな値段の多いアルゼンチンで、ワイン・アドヴォケイトが評価するというだけでもすごいこと。まろやかで、濃厚なカベルネ・ソーヴィニヨンも国際水準の出来だ。

白ワインも見逃してはいけない。シャルドネもいいが、トロンテスはアルゼンチンを代表する白ブドウ。エキゾチックな果実味があり、エスニックフードにぴったり。現在進行形で進化中のアルゼンチンを象徴する生産者だ。

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